人を動かすためには
人間は、何かを手に入れたい、得をしたいと思う感情より
何かを失いたくない、損をしたくないと思う感情の方が強く働く
恐怖とは人間が生存するために必要な感情の1つだ
断捨離をしようと思ってもなかなか捨てる決意ができなかったり、躊躇してしまうのはその物を失いたくない恐怖から行動が萎縮してしまうからである
言ってしまえば、もっとお金持ちになりたいという気持ちより
ホームレスになりたくない気持ちの方が強いことになる
人を行動させる、購買意欲を誘う、誘導する
為には、
現状のままでは危ない、損をしている
ということを促して、恐怖を覚えさせる
その上で専門的な知識、自分より優れていると思われる人物から勧められた商品や選択肢は、非常に美化して見えるものだ
一度相手のお先を真っ暗にしておいてから、
自ら救世主とはいわんばかりの対応で
光を射してあげるが如く助かる道を提供すれば、知識が不足して未来に恐怖を覚えた人物は
その光のさす方へ、まんまと進んでくれる
詐欺師、営業マン、ヤクザ、催眠商法など
多方面で活用されている
一種の洗脳であるが
情報社会となっている現代では知らないことは大きな損失を生む原因になり得る