20代って何をすべきなのか

20代をどう過ごしたら良いのか、考えながら気づいたことを書くブログ

レジで緊張する

 

 

スーパーやコンビニなどでレジに並ぶのが嫌いだ

 

 

待っているときに何をしたら良いのかそわそわしてしまうし、店員さんが若い女の子だとなおさら慌ててしまう

自然に見せるために携帯を見ているフリをするのがいつものパターンだが、あまりスマホを見ない方が人生が充実するというようなどこかの学者が提唱したことを鵜呑みにしているので、

ゲームアプリも入れていないし、TwitterやインスタグラムのようなSNSは基本的に充実している知り合いの写真などしか目にしないので、自分の生活と照らし合わせて相対的に見て、だいたい落ち込むので最近開かなくなってしまった

 

 

 

そんな風に携帯でやることがなく、ひたすら画面をタップしているふりをしながら

左手は携帯にそえたままでよいのか?ポケットに入れたほうがよいのか?自然に力を抜いてだらんとさせておけばよいのか?などと考えていると目が泳いでしまい周りの人から見れば明らかに自然ではない人になってしまう

 

 

 

 

自意識過剰なのだ

 

 

 

自分を実力より大きく、魅力的に見せたいという気持ちが強いあまり、自然体ではなくなり

ただの挙動不審な人になってしまう

 

 

 

自分に自信があり、余裕のある雰囲気のある人が心底羨ましい

 

 

 

話は戻ってレジの前

 

前の人が終わり自分の番がきた

母に買い出しを頼まれていたので財布は明らかにおばさんの物だ

カードを持っているか聞かれ財布を自然を装ってゆっくりとケツポッケから取り出す

 

 

 

使い慣れていないので動作がぎこちなくなる

 

 

カードを渡すと、その後どこに目をやってよいのか分からず、ただ財布のお札入れの中を見て

千円札を探している人を演じた

 

 

値段をつげられ、店員さんがレジ袋に手をかけた時「袋、大丈夫です」と言った

 

 

このレジ袋を断る言葉いつも言う時に緊張する

コンビニで揚げ物を頼む時、商品名を言うくらい恥ずかしい

店員さんとの会話で、自分が言葉を発さなければならない状況が得意じゃない

 

 

一度、前述のように目のやり場を探している時に虚をつかれた私は

レジ袋に手をかけて止め具から引き抜こうと手首を曲げた店員さんに向かって

「あっ、ぃひ、レジ袋大丈夫ですぅ」

と、大声で言ってしまって赤面したことがある

 

 

それからあまり成長しておらず

少しトラウマになってしまい、余計自然に振る舞うことが難しくなってしまった

 

 

 

自分のそのような性分を、変えるのではなく

受け入れられるようになりたい

 

しかし受け入れたら自然になれるだろうが、自然に受け入れられるようになるには考え方を変えるしかないのか

だかムリに変えようとすると以前のように言葉が裏返ってしまう最悪の事件を引き起こしかねない

 

 

そんなことを考えながら慣れていない財布で、知らない店員さんの前で、お札を出し、財布の小銭入れを開けてお釣りを待っていると

小銭を出そうとしていると思った店員さんは手を体の前でクロスさせて待っていた

 

「大丈夫ですお願いします」と申し訳なさそうに言うと

レシートの上にお釣りを乗せて渡してくれた

 

 

それを脱力した感じに財布に戻せるか、ということを気にしながら

ここでレシートからスライドして落ちる小銭が財布の口の角に当たって地面に落としてしまったら

小銭の落ちた音が半径5mほどの人の耳に入り

一斉にこちらに視線が集まってしまったら

自然に小銭を拾う人物を演じなければ

 

などと心配していたが

 

運良く収まってくれた小銭に感謝しつつ

 

 

やれやれ買い出しは大変だと脱力したサマを装って

品物を袋に詰める棚へと買い物カゴを持って歩き、ことが無事に済んだことを安堵して

無意識に止めていた呼吸に気づき、肩をおろして心から息を吐いた